人には言えない悩み"尿失禁。中高年の女性に１日１０分の体操で改善！？

年齢を重ねていくことで、今までは他人事のように考えていた
中高年特有の不快な症状に、悩まされことが多くなります。
その中で、"尿漏れ"(尿失禁)に悩まされる女性は、実に多くいます。
女性の場合、恥ずかしさから病院へ行くことをためらい、1人で
悩みをかかえるケースが、多いようです。
ですが、尿失禁の多くの場合、 骨盤内の筋肉を 強化することで
８割以上改善することが 可能です。
１日１０分の簡単な "骨盤底筋体操" で 不快な症状を改善させ、
生き生きとした毎日を、過ごしましょう。

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尿失禁の原因

急にくしゃみが出た時、大笑いした時、物を持ち上げた時、
自分の意志とは関係なく、尿を漏らす "尿失禁"。
４０歳以上の女性の2人に1人は、経験するといわれています。
ちょうど、更年期と重なって 悩んでいる方も多いようです。
中高年の女性に多い、「腹圧性尿失禁」。
普通は、お腹に力が入っても 尿が漏れることはありません。
しかし、年齢を重ね、妊娠や出産などの 経験により 骨盤内の
臓器を下から支える 骨盤底筋や、尿道を締める尿道括約筋が
弱くなると、ふとした拍子に尿が漏れてしまいます。
尿失禁の原因の多くは、骨盤内の臓器を支える筋力の低下が
原因なのです。

骨盤底筋が弱くなってくると

膀胱や子宮、腸などを下から支える骨盤底筋。
正常な場合は、何かで腹圧がかかったとしても骨盤底筋が
張っているため、尿道括約筋が締まって尿は漏れませんが
骨盤底筋が弱くなっていると 膀胱を支えられず、尿道が
下がってしまいます。
さらに、腹圧がかかった時に 尿道括約筋を 締めることが
できないので、尿が漏れてしまいます。

その他の原因は？

その他の原因の1つとして、"便秘" があります。肥満や
冷えもかかわってきますが、便秘は、骨盤底筋に負担を
かけてしまいます。
食事や運動など、生活習慣を見直して便秘や肥満を
解消するように まず、努めてください。

8割以上の尿失禁が改善！?～骨盤底筋体操～

腹圧性尿失禁は、骨盤底筋を 鍛えることで 改善することが
できます。
手軽にできる体操なので、ぜひ試してみてください。

<やってみよう！骨盤底筋体操>

① まずは、仰向けに寝て 膝を肩幅に開いて 立てます。
手は、お腹の上に 軽くのせる。

② 肛門・膣・尿道を ギュッと締めて、息を吸いながら
胃のほうに吸い上げるように 力を 入れる。

③ 次に、肛門・膣・尿道を 速いテンポで締めあげて
すぐに緩める。


この体操を１日に合計１０分程度、行います。
早い人では、３か月程度で効果が現れ、改善へと向かいます。
ただ、状態が良くなってきたからといって 止めず、体操は
継続することが 肝心です。
体操を止めてしまうと、また筋力が緩んで 元に戻ってしまう
ので、骨盤底筋体操を 習慣付けるようにしましょう。

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